SCROLL

CONCEPT

栗生山荘は八ヶ岳を望む南アルプスの麓、標高約1000mの森の中にある小さな山荘です。

澄んだ小川が湧き出るこの場所で、わたしたちは既存のライフラインから自律した、地球と循環する生命系を考えてきました。

薪ボイラーによる給湯や床暖房、井戸水の利用、排水を土へ還すバイオジオフィルターなど、できるだけ自然を利用した仕組みを取り入れています。完成された場所ではなく、友人たちと試行錯誤を重ねながら育っている”実験途中“の場です。

薪で火を熾し、水の流れとともに過ごす中で、人間が本来持っている原始的感覚が研ぎ澄まされていきます。

その静かな時間の中で生まれる感覚を、この栗生の森で体感してもらえたら嬉しいです。

OUR PROJECT

01

オフグリッド実験

水や熱や電気や住まいを、すでにあるシステムから離れて供給し、小さな負荷で自然に排出する。一体そんなことがどんなふうにどの程度できるものなのか。そしてできないものなのか。友人たちと作り上げるプロセスで見えてきた、知識やスキルや失敗の足跡を、ここに残していこうと思います。

プロジェクト進捗はこちら REPORT

Experience

環 境 と 設 備

水のこと

水 の こ と

敷地内には、2つの澄んだ小川が流れ、きれいな水があちこちから湧き出ています。また、山荘では井戸水を使用しています。この水を汚さずに、できるだけきれいなまま流れていくように、水の通り道を少しずつ整えてきました。

川にたまる落ち葉を取り除いたり、家の周りに雨水の水路を作ったり。そのおかげでぐちゃぐちゃだった土も乾くようになってきました。また、洗濯やお風呂の排水はバイオジオフィルターを通し、水がゆっくりと土へ還る仕組みを取り入れています。

キッチンでは、あまり油汚れを流さないように、お皿や調理器具の汚れを拭き取ってから洗っていただきます。手間をおかけしますが、水とともに暮らす方法を、この場所で一緒に探ってもらえたら嬉しいです。

火のこと

火 の こ と

栗生山荘の大きな特徴のひとつが、薪ボイラーです。薪の炎でキッチンとお風呂の給湯、そして床暖房をまかなっています。

床暖房はモルタルに蓄えられた熱が大気中に放出され、体が内側からじんわりと温まる心地よさがあります。

火を熾してからタンクの温度が50度まで上がるのに約1時間かかります。人が立て続けにお風呂に入るときは、火の番をする人が必要です。とても面倒ではありますが、火の番をしながら過ごす時間はこの山荘の楽しみでもあります。

02

体験宿泊

既設のライフラインから自律したシステムが試行錯誤されたこの場所で、ぜひ数日間過ごして、わたしたちの実験の過程を体験しに来てください。

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